2020.11.28 - 12.20 星野 美津子 展 -touched- / Mitsuko Hoshino Solo Show -touched-


当初2020年4月に開催予定でした「星野美津子展 -touched-」は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令により開催を延期しておりましたが、11月28日〜12月20日の日程で開催に向け準備をしております。

ギャラリーでの感染症対策は こちら をご覧ください。


We are pleased to announce that we are working to hold Mitsuko Hoshino Solo Show -touched- with the following duration, the show had initially been scheduled in April but postponed under the emergency declaration due to the thread of COVID-19.

Please see about the measures against the infectious disease at the gallery



(English follows after Japanese)


樹々のざわめきや水面のゆらぎ、移ろう光と影、生命の息づかい。自然の造形から生み出される星野の作品は、観る者に生物としての直感的な反応を呼び起こします。

日本画の基礎を持ちつつ、ポリエステル、シリコンシート、グラファイトなど、様々な素材を用いて新たな表現の世界を切り拓いているドイツ在住作家の日本では6年ぶりとなる個展です。ぜひご高覧ください。


◆アーティストステートメント

作品というものが作家というフィルターを通して立ち現れる現象だとしたら、この「わたし」とは何だろう? 生温かく柔らかく外界から守り隔てる皮膜で覆われた、水分を多く含む生命体 - そして周りを見回せば、この世界には皮膚よりも更に強固に人と人を分割し隔てる境界線がそこここにある事に気がつく。

どこまでも広がる大きな空の、水面の漣に静かにゆらめく青に引き込まれそうになる時、境界という概念はその曖昧な水の膜と一緒にゆらゆらと頼りなく、そしてわたしの心もざわざわと揺れる。そもそも境界なんていうもの自体、曖昧な定義や勝手な解釈や偏見から創り上げられたただの幻想なのかもしれない....

この作品展のタイトル touched という単語には、touch(触る)という動詞の過去形や「筆のタッチ」などのほかに「心の琴線に触れた」とか「祝福」などの意味があります。そのぼんやりとした境界面に触れて、その向こうにあるものを手探りで確認するような作業、その跡形。生きているこの時間の流れの中でふとわたしの心に触れたものから生まれた線や色や形が、誰かの心のどこかにそっと触れてくれる事を願いつつ。

2020年2月

星野 美津子


◆星野 美津子 プロフィール(詳しいプロフィールはこちら

1991年多摩美術大学絵画科日本画卒業。1994年に渡米、後にオーストリア、イギリス(ロンドン)、そして2010年より現在のドイツを生活の拠点に、制作、発表を続けている。


◆開催概要

 ● 会期  : 2020年11月28日(土)〜12月20日(日)

 ● 時間  : 11:00 〜 18:00

 ● 休廊日 : 毎週月曜

 ● 会場  : Gallery Pictor(アクセスはこちら



Rustling of leaves, ripples on water, shifting light and shadow, or the breathing of life: those sounds and forms of nature let Hoshino create artworks which remind us of an intuitive feeling of being. The inquisitive artist presents a fresh approach and visual language evolved from a foundation of Japanese painting, utilizing materials such as polyester, silicon sheets, or graphite.

We hope you will enjoy this new solo show, which will be the first in Japan in six years by this German based artist.


◆ Profile of Mitsuko Hoshino(See details

Mitsuko Hoshino graduated from Tama Art University in Tokyo, Japan in 1991. She left Japan in 1994, lived in USA, Austria, UK (London), and since 2010 she is based in Germany.


◆ About the Exhibition

 ● Duration : November 28, Sat - December 20, Sun, 2020

 ● Open hours: 11:00 - 18:00

 ● Close on every Monday

 ● Venue : Gallery Pictor ( See Access )


tranquil water - 境界 (2020), 210×300 mm, ピグメント, 雁皮紙, 金箔, 板 / pigment on Japanese paper, gold leaf, wood panel


sealed whisper (2018) , 105×145 mm, ドラフティングフィルム, 綿布, ボールペン, オイル, 紙 / drafting film, cotton cloth, ballpoint pen, oil, paper


flow (2018), 500x400mm, 油彩, シリコンシート / Oil on silicon sheet